2022.04.21
初めて山梨県に行った40年前、甲府の蕎麦屋でカツ丼を頼んだ。
蓋を開けてびっくり。
ご飯、キャベツ、カツ、ソース、ポテトサラダだった。
これなに?
店の人に聞いたら、カツ丼だと言い張る。
カツ丼て、卵でとじて…と説明したら、それは煮カツ丼だという。
その日に初めてソースカツ丼というものを知った。
今でこそ、都内にもあるが、当時は極めてローカルな食べものだった。
オフィスのある有楽町には交通会館なる歴史あるビルがあり、昭和の半ばからある由緒正しい定食屋がたくさんある。
中にはカツ丼が有名なトンカツ屋があり、客の8割はカツ丼を頼んでいる。
お値段は千円。
豚肉も、小麦粉も、パン粉も、ラードも値上がりする中、必死に値上げしないで耐えている。
ひと口食べて泣きそうになった。
肉厚がハンパない。
飯も旨い、卵も本物だ。
田舎町なら900円か800円かもしれないが、地元民の若い食欲を満たしてきたカツ丼。
その価値と役割に感謝しながら、日本中を回りたい。
カツ丼渡り鳥は、楽しみだ。
蓋を開けてびっくり。
ご飯、キャベツ、カツ、ソース、ポテトサラダだった。
これなに?
店の人に聞いたら、カツ丼だと言い張る。
カツ丼て、卵でとじて…と説明したら、それは煮カツ丼だという。
その日に初めてソースカツ丼というものを知った。
今でこそ、都内にもあるが、当時は極めてローカルな食べものだった。
オフィスのある有楽町には交通会館なる歴史あるビルがあり、昭和の半ばからある由緒正しい定食屋がたくさんある。
中にはカツ丼が有名なトンカツ屋があり、客の8割はカツ丼を頼んでいる。
お値段は千円。
豚肉も、小麦粉も、パン粉も、ラードも値上がりする中、必死に値上げしないで耐えている。
ひと口食べて泣きそうになった。
肉厚がハンパない。
飯も旨い、卵も本物だ。
田舎町なら900円か800円かもしれないが、地元民の若い食欲を満たしてきたカツ丼。
その価値と役割に感謝しながら、日本中を回りたい。
カツ丼渡り鳥は、楽しみだ。