2022.06.18
電車やバスなどの公共交通機関があまりない地域に住んでいる人にとっては車の免許は死活問題です。
スペイン交通局では、16歳から小型の電気四輪車を運転できるB1というカテゴリの運転免許の準備を進めています。
現在は、日本と同様に18歳から、15歳からは最高速度が時速45キロまでの原動機付自転車の免許を取得できます。
現在準備が進められているB1免許では、16歳から重量400キロまでで最高速度が時速90キロまでの小型電気四輪車が運転できるようになります。小型電気四輪車は原動機付自転車より安全で快適に移動でき、普通自動車よりは手頃な価格で入手でき、しかも環境に与える影響も少ないという利点もあります。短距離から中距離の移動には十分なようです。免許の取得には学科試験と実技試験に合格することが必要になる予定です。
B1免許の導入で、100万人程度の若いドライバーが増えると見込まれており、地方部の若者などの救世主的な存在になるのかもしれません。新しい免許の導入時期はまだ不明です。
渡り鳥ハウスは、地方にもあり、これらの地域にこういった小さな移動体が普及するのは魅力的です。
一日も早く日本にも上陸し、レンタカーできるようになるのが待ち望まれますね。