2022.02.16
1673年12月(延宝元年)
初代 松屋利右衛門、長崎・平戸で、ポルトガル菓子「フィオス・デ・オーヴォスFios de Ovos(Fios:糸、Ovos:卵)」の製法を学び、福岡・博多で南蛮菓子「鶏卵素麺」として販売する。当時の福岡藩 藩主 黒田光之(みつゆき)に献上したところ大変喜ばれ、黒田家家紋・藤巴の使用を許され、御用菓子司に任命された。
長崎に伝わり、福岡で開花した鶏卵素麺。350年経った今も老若男女を楽しませていることは常識だが、ポルトガルから長崎に来る途中、タイでも伝えたらしく、タイ人も喜ばせている。
英名でエンジェルヘアーと呼ばれるポルトガルのお菓子Fios De Ovos はFoi Thong という名前でタイの伝統的デザートとして今も売られており、コンビニの冷蔵庫で売っています。
その味付けを活かしたサバランのようなお菓子は陸路スペインにも伝わり、それはそれでしっかりと息づいているのです。
ポルトガル、タイ、日本は同じお菓子で繋がっています。天使の髪の毛は思いの外長かった。
シルクロードを旅して研究する人は多いですが、長崎から伝わった日本各地の名産も奥深いんじゃないかと思います。
長崎にもハウスを用意できたら、そんなところを研究してみたいなと思う今日この頃です。
初代 松屋利右衛門、長崎・平戸で、ポルトガル菓子「フィオス・デ・オーヴォスFios de Ovos(Fios:糸、Ovos:卵)」の製法を学び、福岡・博多で南蛮菓子「鶏卵素麺」として販売する。当時の福岡藩 藩主 黒田光之(みつゆき)に献上したところ大変喜ばれ、黒田家家紋・藤巴の使用を許され、御用菓子司に任命された。
長崎に伝わり、福岡で開花した鶏卵素麺。350年経った今も老若男女を楽しませていることは常識だが、ポルトガルから長崎に来る途中、タイでも伝えたらしく、タイ人も喜ばせている。
英名でエンジェルヘアーと呼ばれるポルトガルのお菓子Fios De Ovos はFoi Thong という名前でタイの伝統的デザートとして今も売られており、コンビニの冷蔵庫で売っています。
その味付けを活かしたサバランのようなお菓子は陸路スペインにも伝わり、それはそれでしっかりと息づいているのです。
ポルトガル、タイ、日本は同じお菓子で繋がっています。天使の髪の毛は思いの外長かった。
シルクロードを旅して研究する人は多いですが、長崎から伝わった日本各地の名産も奥深いんじゃないかと思います。
長崎にもハウスを用意できたら、そんなところを研究してみたいなと思う今日この頃です。