2022.02.24
千葉県の松戸市立博物館の展示がリアルだと評判だ。
60年代の団地生活を当時の什器備品を使い、実にリアルに再現している。
この手の施設は様々な場所にあるかもしれないが、その細部まで拘った執念のようなものがリアリティを完璧にしている。
67年生まれの私は、社宅生まれだ。
2DKの40平米前後。
エレベーターはなく、玄関を開けると右手にトイレと浴室、左手にDK、正面に襖で仕切られた六畳間がふたつ。
作り付けの収納は押入れが一つか二つ、下駄箱が一つといった感じ。
当時の家賃は2500円くらいだったらしい。もっとも給料が30000円くらいだったわけだから驚くことではない。
こんな感じの集合社宅に5歳くらいまで暮らし、10歳くらいの時に家を建てる間、もう一度暮らした。
今でも、市営住宅などはこんな感じだが、単身や夫婦だけならこれでも十分暮らせる。
そこに布団を4枚か5枚敷いて暮らしたのが昭和の中間層の標準的なライフスタイルだ。
外食など近隣にはなく、てんやものをとれる蕎麦屋がカブかチャリで出前を運んできたら、それは特別な日だ。
今、また当時の団地がブームらしく、若い人たちが喜んで住んでいたりするが、都会のミドルエイジにとってもどこか懐かしい匂いに震えるかもしれない。
再度住めと言われたら悩むが、1週間ならいいかもしれない。
応接間にはレコードプレイヤー、テーブルにはガラスの重い灰皿、壁沿いの棚にはジョニ赤とダルマを標準装備。テレビは白黒に画面調整して、お風呂は追い焚きなし。
偽レトロ渡り鳥ハウスも余力があったら作ってみたい。
60年代の団地生活を当時の什器備品を使い、実にリアルに再現している。
この手の施設は様々な場所にあるかもしれないが、その細部まで拘った執念のようなものがリアリティを完璧にしている。
67年生まれの私は、社宅生まれだ。
2DKの40平米前後。
エレベーターはなく、玄関を開けると右手にトイレと浴室、左手にDK、正面に襖で仕切られた六畳間がふたつ。
作り付けの収納は押入れが一つか二つ、下駄箱が一つといった感じ。
当時の家賃は2500円くらいだったらしい。もっとも給料が30000円くらいだったわけだから驚くことではない。
こんな感じの集合社宅に5歳くらいまで暮らし、10歳くらいの時に家を建てる間、もう一度暮らした。
今でも、市営住宅などはこんな感じだが、単身や夫婦だけならこれでも十分暮らせる。
そこに布団を4枚か5枚敷いて暮らしたのが昭和の中間層の標準的なライフスタイルだ。
外食など近隣にはなく、てんやものをとれる蕎麦屋がカブかチャリで出前を運んできたら、それは特別な日だ。
今、また当時の団地がブームらしく、若い人たちが喜んで住んでいたりするが、都会のミドルエイジにとってもどこか懐かしい匂いに震えるかもしれない。
再度住めと言われたら悩むが、1週間ならいいかもしれない。
応接間にはレコードプレイヤー、テーブルにはガラスの重い灰皿、壁沿いの棚にはジョニ赤とダルマを標準装備。テレビは白黒に画面調整して、お風呂は追い焚きなし。
偽レトロ渡り鳥ハウスも余力があったら作ってみたい。