2022.09.02
岩手県立図書館で現在、企画展「りんごものがたり」が開催されています。
同館で行う企画展は岩手の歴史や文学、先人などのテーマが多く、農業や産業を取り上げる機会が少ないそうです。そこで「もっと郷土の農業や産業、食べ物にクローズアップしてみよう」という思いで同展を企画。岩手でも生産量が多く、県民にとっても身近なリンゴをテーマに選んだそうです。
展示は3章構成で、それぞれ「ひととりんご」「にほんのりんご」「いわてとりんご」という題で、人とリンゴの結び付きや日本のリンゴ栽培の歴史、岩手とリンゴ産業について、167点の資料で紹介しています。
第1章の「ひととりんご」では、リンゴが登場する物語などを紹介。毒リンゴが登場する「白雪姫」や、頭に乗せたリンゴを矢で射抜く「ウィリアム・テル」の物語、リンゴが落ちる様子を見て万有引力を発見した物理学者・ニュートンの逸話のほか、岩手出身作家のリンゴが登場する作品を並べているそう。
第2章「にほんのりんご」、第3章「いわてとりんご」では、日本や岩手でのリンゴ栽培の歴史や品種、県産リンゴの現在、岩手にもゆかりがある農学者・島善鄰を取り上げる。島善鄰は日本のリンゴ栽培に貢献した人物としても知られ、スプレーカレンダーを作成するなど病害虫の防除や栽培改善に力を注いだそうです。2章・3章では、図鑑や農業関連の専門資料、広報紙などを中心に展示。岩手生まれのリンゴの品種や新品種の作り方も紹介しています。
担当の方は「リンゴは昔からいろいろな書物に登場していて、それだけ人との関わりが強い果物だと分かる。岩手のリンゴに関する資料が多いのも名産地だからこそだと感じている。これからも岩手でのリンゴ栽培が長く続くように願っている」と話しているそうです。 開館時間は9時~20時。期間中の休館日は8月31日、9月30日。10月10日まで
同館で行う企画展は岩手の歴史や文学、先人などのテーマが多く、農業や産業を取り上げる機会が少ないそうです。そこで「もっと郷土の農業や産業、食べ物にクローズアップしてみよう」という思いで同展を企画。岩手でも生産量が多く、県民にとっても身近なリンゴをテーマに選んだそうです。
展示は3章構成で、それぞれ「ひととりんご」「にほんのりんご」「いわてとりんご」という題で、人とリンゴの結び付きや日本のリンゴ栽培の歴史、岩手とリンゴ産業について、167点の資料で紹介しています。
第1章の「ひととりんご」では、リンゴが登場する物語などを紹介。毒リンゴが登場する「白雪姫」や、頭に乗せたリンゴを矢で射抜く「ウィリアム・テル」の物語、リンゴが落ちる様子を見て万有引力を発見した物理学者・ニュートンの逸話のほか、岩手出身作家のリンゴが登場する作品を並べているそう。
第2章「にほんのりんご」、第3章「いわてとりんご」では、日本や岩手でのリンゴ栽培の歴史や品種、県産リンゴの現在、岩手にもゆかりがある農学者・島善鄰を取り上げる。島善鄰は日本のリンゴ栽培に貢献した人物としても知られ、スプレーカレンダーを作成するなど病害虫の防除や栽培改善に力を注いだそうです。2章・3章では、図鑑や農業関連の専門資料、広報紙などを中心に展示。岩手生まれのリンゴの品種や新品種の作り方も紹介しています。
担当の方は「リンゴは昔からいろいろな書物に登場していて、それだけ人との関わりが強い果物だと分かる。岩手のリンゴに関する資料が多いのも名産地だからこそだと感じている。これからも岩手でのリンゴ栽培が長く続くように願っている」と話しているそうです。 開館時間は9時~20時。期間中の休館日は8月31日、9月30日。10月10日まで