2022.01.25
随分昔の話だが、パリにディズニーランドができた頃だ。
パリ郊外に住むフランス人の方のお宅を1週間お借りした。
どうせ行くならゆったりしたいと思い、また金銭的に余裕もなかったので
そのお宅に滞在することになったのだが、その時の記憶はいまだに強烈に残っている。
中心部から電車で40分くらい行った場所だったが、グーグルマップがない時代に
紙の地図を握りしめてなんとかたどり着いた。
カギは同じ建物の階下の方が預かっていて、フランス語のできる友人から口述筆記した
カタカナで書いたメモをインターホン越しに読み上げ、笑いながらカギをもらった。
近所には商店街があり、ベトナム人がやっているベトナム料理を身振り手振りで持ち帰り
タバコ屋でマルボロを買ったら「あなたはアメリカ人か?」と尋ねられ、八百屋で果物を買い
小さなキッチンで料理してサッカーの中継をテレビで観た。
近所の店に毎日通い、徐々に店主と仲良くなり友達になった。
家主は旅行中だっただけで、生活感満載のお宅だった。
バケーション中に、見ず知らずの旅行者に家を貸すのはフランス人にはふつうのことで
スペインやイタリア、ドイツでもよくあることらしい。
「家貸します。8月第二週~第三週 10万円」みたいな広告がよく出ていた。
昨日まで誰かが住んでいたお宅に眠るのは、普通の日本人にはなかなか抵抗があるかもしれないが
渡り鳥のハウスはその辺りは大丈夫だ。前の利用者がお帰りになった後は。クリーニングやリネン交換も
ばっちり。生活ごみもきちんと処分している。
こんなのがあったら、ヨーロッパでも喜ばれるんだろうなと思う。
パリ郊外に住むフランス人の方のお宅を1週間お借りした。
どうせ行くならゆったりしたいと思い、また金銭的に余裕もなかったので
そのお宅に滞在することになったのだが、その時の記憶はいまだに強烈に残っている。
中心部から電車で40分くらい行った場所だったが、グーグルマップがない時代に
紙の地図を握りしめてなんとかたどり着いた。
カギは同じ建物の階下の方が預かっていて、フランス語のできる友人から口述筆記した
カタカナで書いたメモをインターホン越しに読み上げ、笑いながらカギをもらった。
近所には商店街があり、ベトナム人がやっているベトナム料理を身振り手振りで持ち帰り
タバコ屋でマルボロを買ったら「あなたはアメリカ人か?」と尋ねられ、八百屋で果物を買い
小さなキッチンで料理してサッカーの中継をテレビで観た。
近所の店に毎日通い、徐々に店主と仲良くなり友達になった。
家主は旅行中だっただけで、生活感満載のお宅だった。
バケーション中に、見ず知らずの旅行者に家を貸すのはフランス人にはふつうのことで
スペインやイタリア、ドイツでもよくあることらしい。
「家貸します。8月第二週~第三週 10万円」みたいな広告がよく出ていた。
昨日まで誰かが住んでいたお宅に眠るのは、普通の日本人にはなかなか抵抗があるかもしれないが
渡り鳥のハウスはその辺りは大丈夫だ。前の利用者がお帰りになった後は。クリーニングやリネン交換も
ばっちり。生活ごみもきちんと処分している。
こんなのがあったら、ヨーロッパでも喜ばれるんだろうなと思う。