みなさんこんにちは。
全国渡り鳥生活倶楽部の牧野です。
前回は「全国渡り鳥生活倶楽部」の具体的内容や利用の仕方についてお伝えしました。
この「全国渡り鳥生活倶楽部」。
実は「法人様」にもお勧めです。その理由について今回は記載したいと思います。
一石二鳥どころか百鳥
今回、ある法人オーナーさんがお持ちの別荘をお借り受けしました。
先代がお建てになった大変立派な別荘。
これまではオーナーが経営する法人の保養所として利用されていたそうですが、だんだん利用頻度も下がってしまい、今では年に数回の利用に留まっているそうです。
社員のみなさんの「この別荘以外に他の地域にも行きたい」という声に応えて、今回別荘を私たちに貸し出すいっぽうで法人会員になっていただく予定です。
渡り鳥に貸し出すことで別荘の利用頻度が高まるだけでなく、全国の渡り鳥ハウスを保養所や研修所として使える。
オーナーは「これ一石二鳥どころか百鳥だね」と喜ばれていました。
リモートワークにも
また今回の新型コロナウイルスの惨禍は留まることをしりません。
なるべく早期の終息を願うばかりですが、今多くの企業が社員の外出自粛を受けてリモートワークを実践しています。
おそらくコロナ終息後も、新たな感染症が蔓延する危険性を感じないわけにはまいりません。
一部の社員を東京や大阪から隔離して仕事を行う。
あるいは新規ビジネスを企画するのに普段の職場を離れて「引き籠って」仕上げる。
社員の一定数をワーケーションとしてあえて地方に一定数を滞在させる動きは今後加速するものと思われます。
だって「かなりの仕事がリモートワークでできる」ことを多くの企業経営者が気付き始めているのですから。
ビジネスは必ずしも都会のど真ん中でやるのではなく、地方の豊かな自然環境の中で発想する。
地方の人たちの知恵や工夫をとりいれながら地域で実験を続けるような法人は今後増えてくることでしょう。
そうした要望の受け皿としても渡り鳥生活倶楽部はその機能をいかんなく発揮できるものと確信します。
こうした動きは地方で新しいビジネスを手掛けようとする地元の若手起業家とのコラボレーションにもつながるでしょう。
地方は都会の情報ルート、知恵に飢えています。
法人のみならず個人の方々の人脈、知恵、ノウハウが彼らの悩みを解決したり、事業をアクセレートするきっかけとなるかもしれません。
私たちは法人のみなさまにもぜひ加わっていただきたいと念じています。
いつもお読み頂きありがとうございます。
次回は全国渡り鳥生活倶楽部の組織や費用についてお伝えします。
観光や旅行で経験できない様々な生活メニュー
今、地方では多くの悩み、課題を抱えています。
たとえば人手不足。
日本には素晴らしい日本酒を造る酒蔵が多数あります。ところが酒の仕込みにあたって最近では全く人手が足りていないそうです。仕込み期間中、酒蔵のお手伝いをし、新酒の季節に再びやってきて仕込んだ酒を地元の仲間と味わう。
みかんやりんごの収穫をお手伝いいただきたい農家さんはたくさんあります。一緒に収穫して獲れたての果実を頬張ってみませんか。単なる観光果実園では味わえない地元農家さんとの交流をそえて。
たとえば高齢化。
大分県の国東半島には古くから神社仏閣が数多くあります。この地域で開かれる各種のお祭りは日本の中でも奇祭と呼ばれるような独特の踊りが披露されます。ところが、住民の高齢化で最近では踊り手になってくれる人材が払底しているといいます。国東の歴史や文化に触れながら踊りの練習をし、いざお祭りでデビューするのはいかがでしょうか。あなたが地域の英雄になれるかもしれません。
たとえばイベント企画。
最近はどこの地域でもたくさんのイベントが行われます。マラソンや花火はその代表的な事例。ところが、こうしたイベントの企画の手伝いや各方面への手配、進行などの人材が足りていません。お手伝いをしたうえでイベント当日はランナーとして駆ける、特等席で花火を見る。街の人たちと一緒に酌み交わす美酒。これまでの観光や旅行では決して味わうことのできない生活そのものなのです。
こうした活動、多くの人がボランティア?と感じがち。
でも渡り鳥が提供するのは生活そのものです。だから当然きちんと報酬をいただくものも多く組み込んでいく予定です。
地域や街をじっくり楽しむ
地域や街をじっくり楽しむことができるのもwataridori lifeの魅力です。
京都の紅葉といえば、街は観光客でごった返し、ホテルや旅館はすっ高値。ところが京都の渡り鳥ハウスに居れば、大原や嵐山の紅葉からスタートして宇治神社の紅葉までずうっと紅葉三昧の生活ができます。
地域の歴史をじっくりと勉強するのもよいでしょう。地元の歴史研究家とともに地域内を巡り歩きながら先人たちの生きざまに思いを巡らす。
新しい趣味や技を身につけるお手伝いもしようと思います。
現役のころにはなかなかチャンスがなかった陶芸を単なる体験ではなく修行をしながら体得する。
釣りは好きでもなかなかやれなかった鮎のトモ釣りに挑戦する。
高山植物を勉強してこれをカメラに収める。撮影の仕方も教わってちょっとしたセミプロ写真家としてデビュー。
精神修行やダイエット生活を敢行するのでもよいかもしれません。
地元の方々と一緒に考え行動する。
新しい仲間が増える。
今まで気づかなかった自分のキャラクターや才能に気づく。
wataridori lifeは皆さんに新しい自分を発見してもらうツールなのです。
渡り鳥生活倶楽部ではこうした地元ならではの生活メニューを多彩に用意し、これをスマートフォンなどで気軽に予約できるシステムも開発しています。どうぞご期待ください。
ここまでお読み頂いてありがとうございます。
ですが、全国渡り鳥生活倶楽部は個人が楽しむものだと思っていませんか?
実は法人様にも提供したいと私たちは考えています。
何故か? こちらについては次回ご紹介します。