関門海峡へwataridori!じぶん時間を楽しむ生活
東京生まれ、東京育ち。大学生の息子を持ち、主婦・ママ・会社員の3つの顔を持つ50代のM様。wataridoriを使ってみようと思ったきっかけは、
1.出社していなくても仕事に支障がないと感じたこと。
2.息子さんが大学に進学し、手が離れたこと。
3.コロナ禍で自宅に閉じこもる生活を送る中で「自分の時間が持てないかな?」と考えたこと。
4.もともと「セカンドハウス」購入の検討を考えたこともあり、移住に興味を持たれていたこと。
リモートワーク可能な環境に気付いたこと、移住してみたいと思ったことから、“渡り鳥ありき”で会社の地方移住支援の取り組みに応募を決められたとのことです。

縁もゆかりもない土地に魅力を感じ、気候で決めた
コロナ禍の影響で、月1の出社であっても業務に問題がなかったので、地方に居ても会社の為に働くことが出来るのではないか?と思ったところに勤めている会社で地方移住支援の取り組みが発表となり応募したのがきっかけです。
下関の渡り鳥ハウスを選んだのは、まずは気候だけでも住み慣れた「東京」と似ているところがあるところが良いと思ったからです。縁もゆかりもない土地に移住することに不安もありましたが、何も知らない土地の方が面白いかも?と思い、知らない土地を1つずつ知っていく面白さ、ワクワク感に魅力を感じました。

“思いのほか”快適なwataridori生活
スーツケースひとつで移住が出来るように最低限の生活必需品は揃っていると聞いていましたが、渡り鳥ハウスに着いて一番の驚きは、細かい全てのモノが揃っている、まさかそこまで用意があるとは思わず、本当にスーツケースひとつで移住が出来るんだ!と驚かされましたね。
下関はバスが充実していて、交通の便が良いので車が無くても意外と過ごせています。近所をお散歩したり、コンビニまでの道のりで、怪しい階段がある近道を見つけたりと、関門海峡の絶景ビューを一望できる素晴らしい景色のなかを歩けるのはとても楽しいです。

サポーターと一緒に海峡レモン柵作り体験
wataridoriサポーターの合同会社ポルト、農家ダンサーのノッポさんとの交流も楽しませてもらってます。先日は海峡レモン畑で柵作りをしているというので、ポルトの皆さんと一緒に参加させていただきました。ポルトのメンバーは、若く新しいエネルギー、力がみなぎっていて、色んな意味で会社にいる人たちとは違う!こんな考え方、こういう事があるんだ!そう感じさせられますね。ポルト代表の菊池さんによると、門司港を中心に北九州エリアの特性を生かした街づくりを行っているとのことでした。
ノッポさんは、発想が明るく楽しく、本当に少年のようでとても面白い方だなと思いました。参加させていただいた「海峡レモンプロジェクト」では、今までのみかんでオレンジ色を今度はレモンの黄色で風景を作りたい、そういう素敵な熱い想いを持ちながら取り組んでいるとのこと。現在は終了していますが、以前はクラウドファウンディングを行っていたそうです(レモンの苗木を買うと5年後にその苗木から初収穫したレモンが届くなど)。こういった取り組みは長期的なお金の循環や、このプロジェクトの社会への周知、またそこから地域と繋がれるということが素敵だと感じ、この取り組みへのお手伝いが出来たらいいなと考えています。

wataridoriを通じて出来た繋がりが、
一生涯のご縁に繋がる
レモンをブランド化しようとする取り組みを知ることが出来たことの他にも、wataridoriが繋いでくれたご縁で、地域連携について副市長とお話することもできました。東京で会社にいるだけでは絶対出会うことのないような出会いと活動に、wataridoriを通じて接点を持てたことが一番大きな収穫だと思っています。
今回の関門エリアでのwataridori生活が終わったら今度は観光でいき、今回知り合ったメンバーにまた会いたい、逆に東京に来てくれたら一緒にご飯や観光を案内したい、そんな仲になれたら良いなと思っているそうです。きっとこれからも新しい出会いがある、そんな気がしています。
私には田舎がないので、こういった第2の故郷にずっと憧れを持っていました。レモンのための柵作りに携わったところからも、関門が第2の故郷のような地域になるかもしれないと感じ、これからの人生の楽しみにも繋がりました。
このように地域に入り込んでその地域の取り組みに携わる事が出来ることこそ、wataridoriの魅力です。
まず、wataridoriが地域と連携をし、それをwataridori会員様に繋ぐ…そのご縁が、wataridori会員様を通じて更にどんどん広がっていけたらと思っています。
