プロ渡り鳥の2人がオンライン飲み会で語る!渡り鳥ライフの実態とは?
wataridoriがサービスを開始してから1年6ヶ月あまり。当初はアクティブシニア向けのサービスとしての傾向が強かったものの、実際にリリースしてみると思っていた以上に幅広い年齢層の方に支持され、一人ひとりに合った様々な形の渡り鳥ライフが実現されるようになりました。そういった中、長期にわたり渡り鳥ライフを実現されている「プロ渡り鳥」お二人のオンライン飲み会が行われ、渡り鳥スタッフもその場でお話を伺うことに成功!wataridoriのサービスを使った渡り鳥ライフの実態は一体どのようなものなのでしょうか?

やっぱり渡り鳥ハウスそのものが魅力!
誰が来ても声を上げて驚いてくれます。
−まずちょっとお伺いしたいのが、wataridoriを選ぶ決め手になるのは、渡り鳥ハウスそのものの魅力なんでしょうか?それとも周りの景色や自然環境、あるいは都会から離れて生活をする「非日常感」なのか、その辺いかがでしょうか?
Hさん「私はこの高山の渡り鳥ハウスに来た時、玄関を開けたらまず感動してしまって。まさに総檜造りの日本家屋という感じで思わず「おおーっ」ていう。これは家族でも知り合いでも誰が来ても言うので、渡り鳥ハウスの持つラグジュアリーな魅力というのは間違いなくあると思います。それで私がその後実際に住んでみて思ったのは、やっぱり周りの自然環境も大きいですね。先ほどの言葉だと「非日常」というところだと思うんですけど、山の魅力にすっかりハマってしまいまして、上高地に行ったり乗鞍に行ったり。どちらもマイカーで直接は行けないため途中で公共交通機関に乗り換えるのですが、それを差し引いて考えても近くて簡単にアクセスできるので良いと思いますね。」
−いいですねぇ、でしたら高山は山好きにはたまらない渡り鳥ハウスですね!
Hさん「例えば乗鞍までだったら1時間弱くらいで行けるので、仕事のスケジュールで明日の午前中が空きそうだなって思ったら、半休を取って、早起きして朴の木平のバス乗り場まで行き、そこからご来光バスに乗って山に登って、ご来光を見て、ちょっとそこらを散策して、昼までに帰って来て、午後から仕事するみたいな、そんな生活ができます。スキー場も車で15分くらいのところにあるので、土日とかちょっとした空き時間があったら2、3時間滑って来る、なんていうこともしていますよ。ゴルフの打ちっ放しに行くような感覚ですね、人に羨ましがられるからあまり言わないんですけど(笑)」
−すごいですねぇ、まさに上級渡り鳥!東京ではできない暮らし方ですね。Mさんの方はどうですか?
Mさん「私は京都と下関の渡り鳥ハウスを利用させていただいたのですが、やっぱりハウスそのものの空間がいいですよね。特に下関の渡り鳥ハウスは目の前が関門海峡で、最初あんな豪邸に一人で怖いかなと思ったんですけど、案外すぐに慣れましたし、あの空間、あの場所で生活ができた、仕事ができたっていうのはとても良かったですね。東京に帰ってきてしみじみ感じます。ホント東京は慌ただしくて、うるさくて、なんか生活に追われる感じで(苦笑)。それと、スーツケースひとつで移住が出来るように最低限の生活必需品は揃っていると事前に伺ってはいたのですが、細かい全てのモノが揃っている、まさかそこまで用意があるとは思わず、本当にスーツケースひとつで移住が出来るんだ!と驚かされましたね。」

盛り上がる話題はやっぱり「食」。
地域色豊かな地元の食材を楽しみます。
−Hさん、ビールをワイングラスで飲んでいらっしゃる!何をされてもダンディーですね。
Hさん「はっはっは(笑)」
Mさん「ワイングラス持っていったんですか?ハウスにあるんですか??」
Hさん「このハウスにはいっぱいありますよ、食器類も。高山は日本酒も有名なんですけど、お猪口も10個以上トレイに並べてあって、自由に使っていいと言われました。」
−実は渡り鳥ハウスはオーナー様にお借りした状況がそれぞれ異なっているため、当初何もなかったハウスもあればオーナー様の趣味の品々があるハウスもありまして、そういったハウスそれぞれのちょっとした違いも楽しんでいただけると嬉しいですね!
Hさん「今日はオンライン飲み会ということで料理もしまして、つまみを作ってきました。」
Mさん「これはね、ガスエビという殻が茶色いエビなんですよ。甘エビよりさらに甘くて濃厚な味わいで。あとこれがイカの煮物。これが今日の献立です。」
−そういう各地の食べ物を皆で教え合ったりすると盛り上がりますね!
Hさん「ガスエビは北陸の漁港でしか取れなくて、鮮度がすぐ落ちてしまうので現地でしか食べられない。高山は富山や金沢に近くて意外と新鮮な海の幸が出回っていて、このガスエビは1パック200円くらいなんですよ。お刺身でも唐揚げでも美味しいです。」
−Mさんの行かれた下関の方はいかがでした?
Mさん「下関は唐戸市場があったので、しょっちゅうノドグロを買って塩焼きにして食べてましたね。東京だと高級魚というか普通に売ってないじゃないですか、それこそ高級なお寿司屋さんで焼き物として出て来るくらいで。でもこっちだとノドグロが普通に売っていて。脂が乗っていて、それでいて上品でとにかくおいしかったですね。下関では周りにレストランとか多くないので、自炊することが多かったです。逆に京都の方では食べ物屋さんがそれこそ周りにいっぱいあるので、京都の懐石料理屋さん、実は結構色々なところに食べに行きました!」
−それもまたいいですね!それぞれの地域ならではの使い分けという感じで。
Mさん「一人で行ったお店もあるんですけど、普段なかなか会えないようなお友達や知り合いとも京都での生活では会うことができて、結構色々な人とお食事に出かけたりできたのが面白かったですね。」

wataridoriの大きな魅力の地域交流は
人と人が関わる温かみがあります。
Mさん「下関は繁華街とかレストランが近くになかったので。ちょっと寂しい感じはしましたけど、人がとにかくあったかい。そこが一番よかったですね、下関はみんな優しくて親切だったのがいいところです。」
−Mさんが下関で触れ合われたレモン農家のノッポさんとポルトさんのお話は以前お聞きしたのですが(ぜひこちらの記事もご覧ください)、他に密かなご近所付き合いとか、顔なじみのお店とかはあったんでしょうか?
Mさん「そうですね、一般的な感じなんですけど月1回行くところだと美容院とかネイルサロンとか。そこに行った時のお姉さんたちと雑談というか他愛もない話をするのが実は結構楽しみで。そのほかwataridoriさんにご紹介していただいた下関の副市長さんとかFMラジオ局の方とか、あとはそのノッポさん関係で農場の方、造園会社の方とかですね。そのご家族の方にもお会いして、皆さん本当に温かくて優しかったですね。下関を発つ時には送別会というわけではなかったんですけど、送別のケーキまで用意してくださって、とにかくすごく良くしていただきました。あとレモン農場では私の木も植えてきたので、今後その成長も楽しみですね。」
−Mさんはお勤めの会社にも掛け合っていただいて、独自の活動をされたりもしているんですよね。
Mさん「そうですね、地元の高校の生徒たちとも繋がっていて、実は彼らがイベントで鯨を使った加工品を販売したんですね。その物販を巡って会社の社会貢献プロジェクトのメンバーが色々とアドバイスをしたという感じです」
−アドバイスって言うと例えばもっとこういう風なパッケージにした方が売れやすいよ、とかそういうことですか?
Mさん「そうですね、うちの会社のコンサルタントが商品化をするにあたってどんな商品を販売すれば良いかというのをアドバイスしたりしていました。それと原価計算的なこと、仕入れ値はどれくらいでとか、そういう実務的なことをアドバイスしたり、あとは簿記の勉強をしてる子たちに向かって、税理士や会計士ってどういう仕事かっていうのをわかりやすく1時間講演会をしたりしました。」
−じゃあMさんご自身が何かをやるということはもちろん、Mさんが知り合った先に会社の別のスタッフの方々が行って何かの活動をするという、そういうことがどんどん広がって行ってるということなんですね!
Mさん「そうですね、私自身まだ下関と繋がっている、という感じですね(笑)」
−wataridoriの魅力の一つである「地域プラットフォーム」の構築は実は結構大変でして(笑)、そういう風な活動に結びついているとお聞きするととても嬉しいです。今後もぜひお二人らしい渡り鳥ライフを満喫してくださいね!

いかがでしたでしょうか?HさんもMさんもご自身のライフスタイルに合わせて渡り鳥ライフを満喫している様子が目に浮かぶようですね。実はwataritodiでは、これから仕事と生活の両立を容易にするというのを一つの方針として東京から200km圏内の渡り鳥ハウスを増やしていこうと考えています。ゴルフ場や温泉があるようなリゾート地のログハウスやコテージも渡り鳥ハウスに加えることで、さらに多くの方に一人ひとりそれぞれの渡り鳥ライフを楽しんでいただけるよう進めていますので、どうぞこれからのwataridoriにご期待ください!よろしくお願いいたします。